BUSINESS

事業案内

境港から全国・世界へ
共和グループは水産業界・食料産業の
一翼をになっています。

近海まき網事業

国内屈指の漁港を拠点に
全国トップクラスの水揚量を誇る

共和グループの近海まき網船団は、わが国周辺沖合の水域において、一年を通じてアジ・サバ・イワシ・ブリ・マグロなど多獲性浮魚を漁獲しています。
その仕事は省力化され、力仕事のほとんどをクレーンをはじめとする大型の油圧機器が行います。
船舶のナビゲーションはGPS等を利用、複数の最新ソナーが完備され、ハイテク機器が搭載された高性能漁船で魚群を見定め操業します。

共和グループでは限りある水産資源の維持保全に海陸一体となって取り組んでいます。
近海まき網船団の漁獲主要魚種は国によるMSY(資源の持続生産性、資源管理のうえ増えた分だけ漁獲する)TAC(魚種ごとの漁獲枠、または個別漁獲割当量)管理をされた範囲内で操業、持続可能な漁業を行っています。
漁獲物の高付加価値化を図る為、夏のマグロを生簀に活かして冬まで餌を与え太らせて出荷する短期畜養事業、養殖業者向けに曳航生簀によりマグロの活魚による洋上販売、また港近くに生簀を設置しブリ等を活魚運搬船で生簀に一時保管し魚価の低下を抑え任意のタイミングで販売する出荷調整事業を行い差別化を図る為に乗組員や陸上社員によって一尾ずつ活締めをしての出荷に取り組んでいます。またCO2排出削減の為、所属船全船減速航行に取り組んでいます。

海外まき網事業

広く大洋を駆け巡り
日本の鰹節文化を支え続ける海外まき網船

共和グループでは中西部太平洋の赤道付近で操業しています。漁獲されたカツオやマグロ類はすぐに船内で凍結し焼津港・山川港・枕崎港等に水揚げします。
共和水産は、カツオ・キハダマグロまき網漁業で2024年に日本船籍船としては初のMSC漁業認証を取得しました。
資源管理に基づいた持続可能で環境に配慮した漁業の推進を使命と考え、日々の操業に努めています。

日本のカツオ水揚量の約半分を占める海外まき網船のカツオは、鰹節はもちろん生食用に加工されています。
世界文化遺産である「和食」の底味を支える一翼を担い、今日も大洋で操業しています。

船舶メンテナンス業

船舶の安全航行に欠かせない
船舶修繕のエキスパート

共和水産が所有する多くの船をサポートするため、「機関仕上」「製缶」「機械加工」の3部門に分かれて舶用機関や漁撈機器の修理・メンテナンスを行っています。

船用関連のエンジン整備・鉄工・機械工作・電気関係などと幅広く対応し、時には陸上用大型機関の修理なども行います。

職員は、機関整備士やJIS溶接技量者など様々な技術を習得する技能者集団であり日々技術の研鑽に努めています。

社内船のドック工事や故障による緊急入港時の現地対応はもちろん他社船や発電所などのメンテナンスも任されるエキスパートです。